みずほ銀行、ゆうちょ銀行がATMや振込の優遇を改悪し、経費削減をはじめました。このご時世だからしょうがないですね。今回は改悪内容と、おすすめの乗換先を紹介します。
銀行別、今回の改悪内容
みずほ銀行は同行宛振込とATM利用回数・優遇されるATMの種類が減少
みずほ銀行では、ATMの無料利用回数と、無料で利用できるコンビニのATMの種類が減少します。
コンビニATM手数料 | ・「セブン銀行ATMおよびローソン銀行ATMをご利用時の無料特典は終了」 ・イーネットATMの時間外手数料・ご利用手数料の無料回数 「お取引状況に応じて月4回まで」→「お取引状況に応じて月1回から3回まで」に変更 |
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振込手数料 | 「みずほ銀行ATM・イオン銀行ATMをご利用時の振込手数料の無料特典は終了」 ・みずほダイレクト他行宛振込手数料の無料回数 「お取引状況に応じて月1回または月4回まで」→「お取引状況に応じて月3回まで」に変更 |
カード発行手数料 | 「キャッシュカードの切り替え・再発行にかかる発行手数料の無料特典を原則終了」 |
お取引条件も一部改悪が入っています。詳しくはこちらをご覧ください。
ゆうちょ銀行は同行口座間振込が有料に
ゆうちょ銀行では、ATMおよびゆうちょダイレクトでの「 ゆうちょ口座間送金 」がすべて有料化されます。また、口座の再発行が有料になります。
ゆうちょ口座間送金 | 2020年3月31日まで | 2020年4月1日から |
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ATM | 月1回:無料 月2回目以降:125円 | ご利用回数にかかわらず 1件につき100円 |
ゆうちょダイレクト | 月5回まで:無料 月6回目以降:115円 | 月5回まで:無料 月6回目以降:100円 |
再発行手数料 | 2020年3月31日まで | 2020年4月1日から |
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通帳・貯金証書・保管証 | 無料 | 1,100円 |
キャッシュカード | 1,050円 | 1,100円 |
JP BANK カード (クレジットカード) | 1,050円 | 1,100円 |
詳しくはこちらをご覧ください。
別の銀行なら優遇を受けられる
いくつかの銀行は、これまでと同様にATMの手数料が無料で利用できます。今回は2つの銀行を紹介します。
条件をクリアすればATM手数料が無料な「新生銀行」
新生銀行の優遇内容

優遇条件
円預金100万円以上、または積立5000円以上が楽かなと思われます。
- 円預金: 100万円以上
- 所定の投資商品: 月間平均残高が30万円以上
- 円定期預金: 200万円以上
- 外貨預金の積立/「THEO+[テオプラス]新生銀行」: 1万円/月以上
- 投資信託の積立: 5千円/月以上
- プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)発行:アプラスの 1万円以上/月のチャージ
詳しくは: こちら
20万円と通帳なしであればATM手数料が無料な「スルガ銀行」
スルガ銀行は静岡の地方銀行ですが、早くからインターネットの支店を作っています。ほぼネット銀行と同様な支店をいくつかもっており、全国の方が利用できます。

インターネット支店
使えば使うほどマイルやポイントが貯まるインターネット支店ならではの魅力ある商品・サービスをご提供しております。
対象ATMであれば無条件で出金無料。(ANA支店の場合)
スルガ銀行のインターネット支店の場合、特に条件なく対象のATMは一部時間帯で無料です。また、条件を満たすことでどの時間帯でも対象ATMが無料になり、全国のATMで月10回まで出金が無料になります。


まとめ
みずほ銀行とゆうちょ銀行が一部改悪を行いました。ATMの出金が無料となる回数が減ったり、対象のATMが減ったりしました。しかし、まだ銀行を探すと無料優遇を行っている口座はあります。そちらに乗り換える方法もよいでしょう。
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